インターネットの技術、デザイン表現やその実現方法は、とてもたくさんあって多種多様です。初心者でこれから勉強しようというヒトにとっては、あまりにもいろいろあってどこからどうやっていたらいいのか、迷うことでしょう。
ネット上のいろいろなテクニックや技術を勉強するときの道筋になるような話し、入り口をみつけてもらえるようなトピックを取り上げます。
「ホームページ」を実現する技術
ネット上でまず発信しようとしたら、いまはTwitterやFacebookなどのSNS系が一番手軽です。アメブロやはてなブログなどのブログサービスも、本当に手軽にテキストや写真を発信できます。動画でいくならYouTubeがあります。
たとえば、これらの発信手段がどうやって実現されているかを、ざっくりとでもいいから把握しようと思ったら、おそらく一番の早道は、自分でホームページをつくってみることでしょう。
前提:ほとんどぜんぶ無料
ホームページを実現する技術は、ほとんとすべて無料で手に入ります。
動くソフトウェア、それをつくるためのいろいろなツール、マニュアル、技術情報……ぜんぶ無料です。有料のものもありますが無料のものが圧倒的多数です。
必要なのは、パソコンとスマホ。ハードウェアは買わなければなりません。逆に、ハードウェアがありさえすれば、OS(※)などのソフトウェアは無料のものがあります。
(※OSについて、Windowsは有料ですが、MacOSやiPhoneのiOSはハードウェアに付いてくるイメージで価格がついていません。AndroidやLinuxは、オープンソースと呼ばれる無料ソフトです。)
基本方針:まずは「ググる」そして本屋さん
技術情報は、初心者向けからプロ仕様、マニア向けまであらゆる情報が無料でネット上に大量にあります。ですから、何かわからなかったらまずは「ググる」、つまり検索して情報を探します。
本屋を利用することもオススメです。ある程度情報を絞り込んで、まとまったテーマを深掘りしたいときに、大規模な書店に足を運んで立ち読みしましょう。いまの自分にピッタリくる本が見つかれば、買うこともできます。
おそらく最初のうちは、1つのテーマでもあまりにも本がたくさんあることにとまどうと思うので、全部読もうとするのではなく、自分に必要で自分のレベルにあう情報をすばやく探すことが大事です。
書店の棚は意外と新旧が入り乱れていて、陳腐化しかかっている情報も本として並んでいることがあります。
学習サービスが盛り上がりを利用
自分でググっているだけだと、あまりにも大量の雑学の集合のような知識を、どうやって整理して覚えたり捨てたりしたらよいのか、わからなくなることもあります。そういうとき、ある程度体系化して教えてくれるサービスも増えてきました。
2年ほど前から、アメリカでも日本でも学習するためのサービスがはやっています。講義形式で演習なども混ぜて教えてくれるので、よくわからないぼんやりした感じがあるなら使って見る価値があります。無料のしっかりした講義もありますが、有料のものが多い印象をうけるでしょう。
たとえば、
- Udemy
- Progate
- Aidemy
- Schoo
- Udacity
などが有名です。
まずは何から?
まずおさえたい技術を、キーワードとしてお伝えします。
- 1)HTML
- 2)CSS
- 3)JavaScript
- 4)PHP
これらをかいつまむ感じでもいいのでざっくり把握すると、5)WordPressを自分でカスタマイズできるスキルが身につきます。
「WordPress」をカスタマイズして発信できるスキルが身につくと、ホームページをつくってほしい、という依頼にある程度こたえられるようになります。この状態から、いろいろな関連技術を深掘りしたり、あるいはグラフィック・デザインに踏み込んでいったりすると、いろいろなものを表現しながら比較的スムーズにスキルアップできます。
最強のスキルは「独学成長」
自分で、つまり、独学で情報をつかんで、それを使えるようになる訓練を繰り返していくと、独学で成長できる、学習するためのスキルが身につきます。
すると、新しいものが出てきても、世の中が変化していっても、ラクラクとついていくことができるようになります。
もし変化の先頭に立てるようになったら、大成功のチャンスが巡ってきます。
まとめ
詳細な情報は、 「ググる」ことでいくらでも手に入りますし、比較的カンタンに見つかります。
これに対して、そもそも何なのか、概念や概要などは、ネットでは入手しにくい傾向があります。
これを克服する手段を、いろいろな書籍や講義などでうめていくと、成長スピードが加速します。
コメント