ブログ・Webサイトの監視サービスが増えてきました。Webサイトが常に正常に表示されているかどうか、気にするブロガーが多くなりました。また、ページの表示速度・ページがすぐにスムーズに表示されているかどうかを、Googleが検索順位に利用するようになって、SEO対策としても関心を集めています。
この記事では、実際にすぐに利用を試すことができる監視ツールを紹介します。
日本発で定番化?! モニタリングプラス(MONITORING PLUS)
最初に紹介するのは、「モニタリングプラス(MONITORING PLUS)」という監視サービスです。
3サイトまで無料で監視できますので、とりあえず登録してみてください。
サービス開始当初に比べて無料の範囲がちょっとずつ減っている気がしますが(仕方ない!)、実際に、以前サイトが表示されなくなったときには、バンバン メールを飛ばして教えてくれました。
日本発のサービスで、日本語で画面が表示されるのもうれしいです。
老舗!? StatusCake
次は「StatusCake」というサービスです。
何年前にスタートしたのか確認できませんでしたが、監視ツールが出始めたころからよく紹介されていましたので、老舗!と言ってよいと思います。
このサービスは、無料でも無制限にサイトを登録できますので(2019年8月現在)このサービスも「とりあえず試して」みる価値があります。
機能が豊富で、しかも英語なので少しとまどうかもしれませんが、間違うと何かが壊れる、ということもほぼないので、ググりながら登録してみてください。
表示速度がかっこいいグラフでリアルタイムに表示されます。
少なくとも無料版では、海外からのアクセスになるので、日本国内のサイトは遅め(表示時間が長め)に表示されるようです。いくつかサイトを登録して比較するとよりわかりやすいかもしれません。
また、何かあったときの通知機能(REPORTING)が充実していて、メールアドレスの他、ケータイ電話番号や、APIを使ってSlackなどチャットツールと連携させることができます。
ですので、特に開発者の間ではSlack連携機能が好んで利用されています。
シンプル生死確認:UptimeRobot
次は、極限までシンプルさを追求している監視ツール「UptimeRobot」を取り上げます。
いわゆる「死活監視」をシンプルに提供してくれるサービスです。
登録すると、クルマや飛行機のメーターのようになっていて、男子向け(?)のかっこいい画面が出ています。
無料では、50サイトまで無料で使えます。(2019年8月現在)
SSL証明書に特化!:SSLPing
ここまでに紹介した監視サービスでは、すっかり当たり前となった「HTTPS」に利用する「SSL証明書」の期限を監視する機能が、有料化されていました。実際、「SSL証明書」の期限切れは、ドメイン更新の期限切れに次ぐ怖さと忘れやすさなので、監視しておきたい項目として重要です。
そこで、この「SSLPing」の価値がすごく高まります。
「SSL証明書」の期限切れをチェックすることに特化しています。
アカウント登録をしなくても、ドメインを入れるだけですぐにチェックできます。
レンタルサーバで提供されている無料のSSL(「Let’s Encrypt」)を利用している場合は必要ありませんが、企業サイトや個人情報の登録が必要なサービスを提供している場合、「SSL証明書」を有料で購入しているケースが多くあります。
もし「SSL証明書」が期限切れになった場合、普通のユーザーにはサイトがダウンしているように見えてしまいますので、この監視は非常に重要です。
まとめ
無料でカンタンに、ブログやWebサイトを監視できるツールを紹介しました。
お役に立てば幸いです。
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